忘れないヨ・・・


 [4]   初めての お里帰り〜♪
もも を我が家にもらってから9ヶ月が過ぎました。その間ずっと この日を迎えるのを大きな目標にして、もも の心のリハビリ、そして 私達との信頼関係を築くための試行錯誤の連続の日々でした。そして、ももと初めて出会って ちょうど一年後のこの日。                       
                                                                             (アークをバックに・もう1枚はオリバーさんと→)
 
平成15年4月26日(土) −晴れ−
 
朝5時半起床! もも の早朝散歩・留守番役の きんた のお相手を済ませ、予定通り7時に出発。運転は もと君、もも と私は後部座席に。(やはり もも は膝の上に来たっ!) 高速に乗った頃には、私の太股がしびれ初めて・・・。PAで、試しに もも を後ろに残して私は助手席に乗ってみる。もも はゴソゴソすることもなく、おとなしく座ったまま。。。「あー、よかったぁ〜。これで脚もしびれず、運転もタクシードライバー状態にならなくてすむぅ〜。」
 
もも のために途中3回SAで休憩。驚いたことに、どのSAにも緑がいっぱいのちょっとした公園があって、もも はシッカリ御用を済ませてミニ散歩を楽しむことができた。 お昼御飯は、もと君と交代で・・・。一人でレストランに入っているだけでも落ち着かないのに、もも と もと君が待っていると思うと、さすがの私も食べた気がしなかったなぁ。
 
大阪に入っての高速は、私が運転していて出口を間違えてしまい「田舎者の運転ですから・・・スミマシェン!」と呪文のように唱えながら走りました。
 
そうしながらも、午後2時には懐かしい景色のアークに無事到着! 去年は電車を乗り継いでタクシーで何十分もかけて行ったので、気が遠くなるくらい遠い感じがしたけれど、今回は2度目という事もあるし、車という ある意味で気楽な旅だったので、所要時間のわりには近く感じました。
 
さて、アークについて荷物を降ろしていたらHさんが出迎えてくれました〜☆(事務所からは見えるはずもないのに) 感動でした! もも は途中からワンコ達の鳴き声に圧倒されてしまって、抱いて事務所に入らなければなりませんでしたが。(汗)
 
スタッフの方々何人もが、「よぉ帰ってきたなぁ」 「スペシャル(もも のこと)、大きゅうなったなぁ」 「いやぁ、顔が違うたわ。穏やかになってるで」 「ここの事、覚えてるか?」・・・etc. 最初は緊張していた もも も次第に慣れて撫でてもらったりしながら私達の話を聞いているみたいでした。
 
私達は、この9ヶ月間の出来事を話しました。中でも「逃走事件・私の怪我」には大変驚かれて、是非 記事にして送って下さいということになったのですが・・・。(汗)
 
もも を泊めてもらうためのスペースに案内されてビックリ! 真新しい毛布などがちゃんと用意されていました。(私達が寝てもいいくらい!) でも、持参の もも のマットを使わせてもらって、心配そうに見つめる もも に後ろ髪を引かれながら、私達は夕方アークを後にしました。
 
女子寮回避(?)ということで、直前に必死になって確保した宿は車で30分の「汐の湯温泉」。 予想に反して素敵な部屋に通され、料理も一品ずつ出してくれる懐石料理、もちろん温泉宿なので温泉も堪能。 二人して「もものお陰で良かったねぇ〜♪」と話しながらも「今頃ないてないかなぁ? 置いて行かれたと思ってないかなぁ? 迷惑かけてないかなぁ?」と気になって仕方のない夜でした。(←はぁ〜。貧乏性!)
 
 
4月27日(日) −晴れ−
 
朝風呂と超豪華な朝食を済ませ、8時半に(逃げるように・笑)チェックアウト。 「もも はどんなかしら?」と壊れたレコードのように繰り返しながらアークに到着。
 
もも は夜ぐっすり寝ていたけれど、朝になると ないていたとか・・・。私達が行くと「ワォーーン!」って言いながら尻尾を振って(振り方が速かったゼィ!)待っていました。私は・・・思わず抱きしめてしまいましたっ! 
 
10時頃、私達はアークを後に。。。帰路は明石大橋を渡る周遊(?)コースで。やはり途中3回SAで休憩をして、午後5時に無事帰宅〜☆
 
今回の走行距離は約800km、通過の府県8つ、渡った大橋3つ。
 
          ********************
 
【まっち の感想】
道中SAだけの旅は、思いもかけず楽しい結果になりました。それはまるで、毎回の休憩がピクニックのようでした。 何よりも、もも が後部座席で興味深そうに外を見続けていたのが印象的でした。
 
そして今回の旅を終えて、ようやく もも が私達のコになった気がします。 また、とっても温かく迎えて下さったオリバーさん、Hさん、スタッフの方々(最優先で、もも の朝の散歩を済ませてくれていました)には深く感謝し、お礼の気持ちでいっぱいです。
 
アークは もも の故郷とともに、私にとっても故郷になった気がします。(*^−^*)



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