音楽 : マリア・フォン・ウェーバー 「舞踏への招待」
振付 : ミハイル・フォーキン
初演 : ディアギレフ・ロシア・バレエ団、モンテカルロ(1911年)
物語 : 初めての舞踏会から帰った乙女が、舞踏会の素晴らしさを思い出しながら肘掛け椅子でまどろんでいます。
舞踏会の思い出である一輪のバラが乙女の手から床に滑り落ちます。 すると、窓から薔薇の精が入って来て 眠っている乙女を腕に抱き寄せ、素晴らしかった舞踏会を再現するかのように、華麗なワルツに乙女を誘い、二人は陶酔のうちに踊り続けるのでした。
やがて 薔薇の精は乙女をもとの椅子に戻し、素晴らしい跳躍で窓の外へと高く跳んで出て行きます。
乙女は夢の中の興奮で目を覚まし、バラを拾い上げると、胸にやさしく抱きしめるのでした・・・。
(初演では、ワスラフ・ニジンスキーが薔薇の精を踊り、世界中の喝采を博し、その跳躍の素晴らしさは伝説となっています。)
-画像は「薔薇の精と青年画家」という改訂版-
(マウスを置くと他のシーン)
【まっちの一言】
踊っている途中、画家が眠っている椅子の所へ行った時にぐらついて・・・。目を閉じていたパートナーは、心底ドキッとしたそうです。(^^;
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