危うく遭難するところでした・・・。
年末にももの検査のために兵庫県入りし、4日間の滞在の後チェックアウトの大晦日の朝のこと。
朝から降っている雨を見ながら朝食をとっていました。すると雨がみぞれに変わり、みぞれが雪に変わってきました。
大急ぎで帰宅の準備をし終えた頃にはシッカリ雪が積もっていました。家族全員の大移動は大荷物のため、荷物を積み終えて出発するまでに二度も車の雪かきをしなければなりませんでした。
もう既に辺りは真っ白な雪景色・・・。
ホテルは山の中腹にあり、坂道を上って公道に出なければなりません。ところが車がスリップしがちで、チェーンもスノータイヤも装備していない私達はヒヤヒヤ・ドキドキ・・・。生きた心地がしませんでした。(^^;
なんとか決死の覚悟で坂道をクリアーして進んでいると、雪の中には放置された車があったり、5.6人で車を押していたり、またクラッシュした車ともすれ違いました。
やっとの思いで高速道路に入ったものの間もなく通行止めになり、大渋滞のなかを一般道に出て、大渋滞の雪道をノロノロと進みました。
本来なら午後2時に帰宅のところが、我が家にたどり着いたのは8時を回っていました。(9時間もかかった!)
追い打ちをかけて悲惨なことに、冷蔵庫を空っぽにしていたため大晦日の夜だというのにコンビニ弁当ですませた私達でした。でも、あの雪の中を無事に帰宅できたのは何よりでした。
元旦の朝は、準備していたおせち・野菜だけのシンプルなお雑煮・買って帰った上等のお酒(笑)で祝い、夜は再びコンビニ弁当の私達でした。(苦笑)
2日になってようやく食料の買い出しをして、人並みな食生活に戻った我が家でした。
「まぁ、こんな年末年始もあるよね〜。」とお互いに慰め合った二人でした。(笑)
追記 : @ 9時間に及ぶ遭難回避の緊迫の車中で、ただ一人きんた君だけはケージの中で、食べて・飲んで・遊んで・寝て・用足しして・・・のマイペースを維持していました。
A 私の人生での二度目の雪景色を撮ってこなかったのが、今となっては悔やまれます。
|