「お母さ〜〜ん♪」
by きんた

まっち の「つぶやき」
・・・・・・・
4月1日(金)      きんたの様子
 昨夜は、呼ぶとアジトから出てきて、差し出した私の手のひらに乗り、たまにへそ天(↓)になったりしながら膝の上で眠っていました。
 
 今朝はケージの扉を開けているのに、アジトに移動するどころか一歩も外に出ず、定刻にフードを少し食べた後、ずっとパンダ袋の中で寝ています。
 
 10時のお薬の時間に、フェレットバイトのニオイで初めてケージの外に出て来て、美味しそうに薬入りのバイトをなめた後、ケージに戻りフードを少し食べて水を飲み、大小(昨日はきれいだったのに、今日はオレンジ色っぽい。また血尿か?)の用を足したら再び袋の中に・・・。
 
 昨日に比べて、またやせ細ったような・・・。今夜から絶食で明日の色々な検査に耐えられるのかなぁ・・・。でも、声をかけたら目を開けて見てくれる。 1日どころか時間ごとに変化する様子がとても気懸かり。
 
 きんちゃん、辛いねぇ。 もぅ少し頑張ろうね・・・。
 
 
 
 
4月3日(日)      病名・・・
 検査入院したきんたが昨夜遅く帰宅しました。
 
 できうる限りの検査の結果、きんたの脾臓に悪性のものと思われる腫瘍があることが分かりました。そしてかなり深刻な貧血であることも・・・。(脾臓は2倍ほどになっており、体重は810gに落ちていました。)
 
 先生から詳しい説明を受け、いろいろと話し合った結果は以下の通りです。
 
 脾臓は全摘出できる臓器で、年齢的には十分に手術できるが、貧血が酷く(赤血球の数値が標準36〜50%なのに、きんたは13%。12%になると輸血が必要だそうです)て、とても手術できる状態ではない。
 そして、皮肉なことに若さゆえ癌の進行が早い。
 
 今の段階では、他臓器への転移は見られず、脾臓の腫瘍ということでリンパ腫への転移の可能性はまずないと思われる。
 
 治療法は外科的手術が今の段階では不可能なので、転移しないことを願いながら、貧血を改善することが最優先になりました。数値が24%になれば、牛から採った人工血を輸血しながら手術が可能だそうです。
 貧血の改善法は、ワンコだったら大きいコから輸血してもらえるけれど、フェレットの場合は小さいので不可能。したがってフードを食べるしかないそうです。
 
 今朝から数種の投薬が始まりました。そのうちの抗癌剤は「4日飲んで3日休む」1クール分だけ処方されました。他の薬は10日分。
 薬の副作用で、吐いたり、フードを食べなくなるそうです。
 先生のお言葉から、この1週間が山場だということが読みとれました。そして「フェレットらしい生活を一日でもさせてあげてください」また「フェレットは隠れた病気が多いものです。あの時に・・・と、自分達を責めないでください」と言われました。
 
 私達の目標はこの1週間を何とかクリアーして、10日後に病院へ行くこと。もちろん1日1日が真剣勝負ですが・・・。
 
 午後きんたは廊下をノロノロと走ってトイレのドア前に。(トイレは禁断の場所だけど、とっても入りたい場所) 私達はドアを開けて好きにさせました。久しぶりにフェレットらしいきんたを見ました。
 きんたが望むなら何でもさせようと思っています。
 
* バイトに混ぜた薬をなめる今朝のきんた。
 マウスを置くと、昨夜帰宅した直後のきんた(エコー検査のために腹部の毛を剃っています)。
 
4月4日(月)      迎えた朝
 本格的闘病生活初日の昨日はハラハラし通しでした。
 
 でも、1日5回の投薬は粉薬・飲み薬ともフェレットバイトに混ぜると喜んで口にしてくれます。バイトに感謝です!
 
 心配していた食欲も規定量シッカリ食べてくれ、おしっこの色もきれいな色になっています。(脾臓での溶血が緩和され始めたのだったらいいのだけど・・・) また、今現在まで吐き気もありません。(ホッ♪)
 
 今朝は自分でケージから出て行き、寝室の入り口までノロノロ走ってもと君の声を聞いた後、居間に戻って来ました。
 ケージで少し過ごした後、暖かくなったのかコタツ布団に移動して寝ています。呼びかけると顔を動かして見てくれます。(^^)
 
 気懸かりなことは貧血が進んでいるのか、耳・歯茎・舌・鼻・肉球の色合いが消えてしまい、白くなりました。 また痩せたために体中の骨が顕わに、顔も小さくなって耳が大きく感じられます。
 
 先生のお話では、2倍に肥大した脾臓が体の下部に巻き込む形になり(他の臓器は背骨の方へ押し込まれ)、それで下腹部が重く、貧血も手伝って後脚が利きにくく、すぐペタンと腹這いになるのでしょう。また、体が冷えないようにしっかり管理してください・・・ということです。
 
 * 昨夜、懸命に食べているきんた。
 マウスを置いたもう1枚の画像を見ると、重いお腹を上にできるのは少し楽なのかなぁ?
  
4月5日(火)      一喜一憂
 昨日はずーっと大好きなコタツで眠ったまま。でも寝顔は苦しそうじゃないので救われます。
 
 何もする気になれなくて・・・。最小限の家事を済ませ、スタジオに行く時間になるまでずっと付き添っていました。撫でてやっていると安心するのか、都合のいいように体位を変えていました。(画像は私の指を抱いて眠っているきんた)
 
 有り難いことに、薬はシッカリ飲めているし、吐く気配はなく、食欲も落ちていません。 ただひたすら眠るだけ・・・。
 こんな状態でもトイレは一度も外したことはなく、コタツから這い出して、ケージのトイレに行っています。でも、後ろ脚が利きにくく、出した物の上を踏んで戻るのでお腹や足が汚れてしまいます。(マウスを置いたもう一枚の画像)
 
 昨夜、私が帰宅して階段を上がる音が聞こえると、頭を持ち上げて反応したそうです。(嬉) 「きんちゃん、ただいま〜。お母さん帰ったヨ」って撫でると、クンクン鼻を動かして確認していました。(きんちゃん、いつものように階段まで迎えに来られるようになるといいね・・・)
 
 昨夜はポカリス○ットを少しなめさせました。観察していると、夜の方が(眠っているけど)元気そうに思われます。もと君と私が揃っているからかなぁ?
 
 今日、13時に3回目の抗癌剤投与です。
4月6日(水)      バロメーター
 昨日午後のきんたは元気いっぱいでした。(^^)
 
 30分間ほど、ガサゴソと袋に入ったり、薬バッグにしようと広げたポーチをチェックしたり(マウスを置いた画像)、居間の中だけだったけど久しぶ振りにフェレットらしいきんたでした。
 
 げんきんなもので、そんなきんたの様子を見ると母も俄然元気に! 昨日は心おきなく仕事に専念できました。
 
 きんたは夜も居間の中を少し歩いたりしていました。
 
 どうやら、きんたは私の元気のバロメーターのようです。あ、勿論もと君&もももヨ。(笑)
 
 
4月7日(木)      ボクはフェレットだヨ!
 昨日は午後2時まで一歩もケージから出なかったきんた。
 心配になってきんたの爪切りばさみを見せたとたん、スイッチオン!(ホッ♪) ピョンと外に飛び出して10分程袋で遊んでいました。(画像) 「きんちゃんはやっぱりフェレットねぇ〜^^」 その後は、さすがに疲れたのかコタツで爆睡でしたが。
 
 きんたにとって嫌な刺激(掃除機です!・・・二階の居間は3日以降かけていません^^;)は毒になるけど、適度な好奇心をそそる物はいいだろうと思っています。
 
 夜はもと君に撫で撫でしてもらった後、母さんにずっと抱っこの甘えん坊君でした。(マウスを置いたもう1枚)
 
 今日は午後に帰宅した私のレッスンバッグに潜り込み、なにやらガサゴソ。いつもだったら「きんた臭」が付いてしまうので(笑)途中でやめさせるのだけど、「バッグの1つや2つ、ど〜ってことないサ・・・」と母は俄然気前よくなり、放任・・・。 きんたは約1時間も夢中で遊んでいました。(今はコタツで爆睡中^^)
 
 今日のようなきんたを見ていると、母も超・元気になります。
 抗癌剤は今日からはお休みだし、食欲は全然落ちてないし、吐く気配も全くないし、本格的治療に入ってから血尿は薄いのが2回出ただけで、その後見た目はきれいなオシッコだし・・・。
 フードを食べていたにもかかわらず、3月22日から平均毎日10gずつ落ちていた体重が、昨日計ったら(多少の誤差はあるとしても)820g(検査入院の朝は810g)に! 「減ってないぞ〜〜っ♪^^v」
 
 「薬がうまく適合しているのかなぁ?」って、とっても嬉しくなります。
 「癌ちゃん、どうか大きくならずおとなしくしていてね・・・お願い!」
 
4月8日(金)      昨夜から・・・
 昨夜からきんたの様子に異変が・・・。
 
 目は開いているのに意識がもうろうとしているみたいだったり、フードを食べている状態でそのまま動かなかったり・・・。 極端な貧血状態で意識が薄れているのか、血圧が下がりすぎているのか・・・。
 「きんちゃん!」と声をかけて身体を触ると、ハッ!と我に返った状態になります。
 
 とっても心配で、夜中は1時間半おきに様子を見に行っていました。二度目に行った時にフードのお茶碗の上で固まっていて、声をかけたら意識が戻った様子でした。元気な頃はこんな頻繁にフードを食べなかったのに、今は少しずつ何回も何回も食べています。 「とにかく食べさせてください!」という先生の言葉をきんたも聞いていて、自分でも何とか良くなろうと頑張っているようで、いじらしくなります。
 
 今朝の8時と10時のお薬の時は、自分からケージの外に出て私のところまで来ました。(マウスを置いた画像)
 
 画像は日記を書く直前のきんた・・・、とってもしんどそうです。
 
 4日間の抗癌剤の副作用が出始めたのでしょうか? 油断できない状態で目が離せません。
 心細いのか、利かない後ろ脚を踏ん張って私の膝に上がってきました。今日はギリギリいっぱい家にいて抱いててやります。
 
 頑張れ!! きんちゃん・・・。
4月9日(土)      1クール制覇!
 昨日は状態が思わしくなかったきんた。
 夜、心配のあまり転がり込むように帰宅した私はもと君との引継で、きんたが14時以降フードを食べていないことがわかり、急遽フードをふやかして与えてみました。
 
 と、食べる食べる・・・。食べたと思ったら、ピョン!とケージの外に出て、その辺を一回り。で、4日振りに廊下に出てトイレのドア前に行き「開けて〜♪」と催促です。
 すでにトイレ入室許可済み(笑)のきんたは「こんなに遊ばせて大丈夫かしら?」と心配になるくらい、マットをひっくり返したり、後ろ脚で立って伸び上がったりと大フィーバーでした。その目の輝いていること!(画像^^・・・先生の言葉じゃないけど、フェレットらしい生活を一日でも・・・です)
 さんざん遊んだ後は、これまた久し振りに寝室に入ってキョロキョロ♪ その後は、お布団に潜り込んでとっても満足そうな表情で寝ていました。(マウスを置いた画像)
 
 「さっきまでの具合悪いきんたは何処?」というくらい、こういうきんたを見ていると希望が沸いてきます。
 
 昨夕までの状態では、とても病院(車で1時間の他市なので)までの搬送は考えられなかったけれど、今朝の様子では、大丈夫そう!
 1クール頑張った結果の診察に行けそうです。
 
 今夕、診察に行ってきます。
 「きんちゃん、先生がビックリするだろうねぇ・・・」
 
* 昨日午後、元気のないきんたを抱いて、入りたがっていた禁断の押入にも入れてやりました。(嬉しそうにクンクンと歩いていました)
  また、私がコタツで横になると、他で寝ていたきんたは、(いつもそうしていたように)私の右腕と脇の間にやって来て一緒に眠りました。(久し振りの感触で母は嬉しかった・・・涙)
 
 
4月10日(日)      投薬効果あり〜☆
 昨夕の診察結果は嬉しいものでした。(^^)v
 
 体重は20g増えて830g。尿検査もレベルは1と変わらないものの、ビリルビンの流出は止まっていました。
 これまでの1週間の観察結果と検査・診察から、投薬効果がハッキリ確認されました。
 先生達の表情の明るさも希望を持たせてくれました。
 
 そうそう、きんたは注射の時に「ハァーッ!」って先生を威嚇。(いつものヤンチャ振り・・・笑) 2本目の筋肉注射はさすがに痛かったのか「イタチ顔」になり、先生に「おぉ、えらかった!よく我慢したね」と誉めてもらっていました。
 
 今日からは、少し内容を変えた抗生物質etc.・インターフェロン・抗癌剤の投与の2週目に入ります。
 
 今日のきんたは朝から絶好調で、1ヶ月振りに元のきんたに戻った風に見えました。午前中はほとんどずっと起きていて、トイレの中で二度も大暴れで遊び、二階中を動き回っていました。後ろ脚もシッカリしていて一度も長く寝そべることはありませんでした。
 もと君が階段を上がってくると早速待ち受けていましたヨ!(画像・・・1ヶ月振りだね〜^^)
 
 もと君と「腫瘍は悪性のものじゃない気がしない?」と話しています。
 
 たくさんの方々の応援や励ましに元気をもらって、また1週間頑張ります!
 
* マウスを置いた画像は、昨夜帰宅後これまた久しぶりにクマ君を相手に遊ぶきんた。(^^)
 
 
4月11日(月)      ももは・・・
 最近きんたの話題ばかりですが、ももはとっても元気です。
 
 きんたを病院に連れ出していた最初の頃は「なんで私は一緒じゃないの?」って感じで、見送りにも出迎えにも来ずすねた様子でした。(^^;
 でも、2日の検査入院の時から態度がガラリと変わり、必ずやって来てはきんたに「ガンバって!」と目で言っています。
 ヤキモチを焼いたけど、今はももなりにきんた兄を気遣っているように見えます。(^^)
 
 今朝のきんたはグッスリ眠っています。昨日、大フィーバーしたせいか満足そうな顔。フードもちょこちょこ起きては食べています。
 以前は頻繁に食べるコじゃなかったのに・・・。きっと先生の言葉を聞いてガンバって食べようとしているのかなぁ・・・って、いじらしくなります。
 
 きんたの投薬時間は、8時・10時・13時(抗癌剤で日曜〜水曜日の4日間)・20時・22時です。
 薬はフェレットバイトに混ぜるので喜んで口にします。インターフェロンもシリンジだと嫌がるけど、バイトを少し入れたらペロペロです。(^^)v ただ、抗癌剤は微妙に何か感じるらしくて、バイトの量ときんたの様子との駆け引きです。(今日も頑張らねば!)
 
 これに加えて、ももにも心臓のお薬を2種、金槌で叩いて牛乳に入れ飲ませています。(叩く音でお座りして待っています・笑)
 
 こういう作業も、もと君との二人三脚でこなせることに感謝です。スタジオのこともあり、なかなか皆さんのところに伺えませんがお許しくださいね。
 
 * 画像は、菜の花をバックに散歩中の今朝のもも。マウスを置くと、まだまだ遊び足りない様子の昨日のきんた。
 
 
4月12日(火)      今朝方4時に
 昨日13時の投薬時間に、ケージの外にムックリ起き出して来たきんた。
 母の心配をよそにペロリと薬を飲み終えた後、画像のように袋を相手に15分遊んでいました。(^^) 一日一回こういう姿を見ると安心します。
 
 マウスを置いた画像は、22時の投薬時に・・・。今現在、食欲落ちず、下痢もなく、吐く気配なし。(嬉)
 
 きんたの様子に良い変化が見られ始めた2日前から、夜中は1回しか様子を見に行っていません。(それまでは3回くらい起きていましたが)
 今朝方4時に居間に入ったら・・・、「ギョッ!」 きんたが座布団に座ってこちらを見ています。ケージの戸は開けっ放しにしているので、外で遊んでいたのでしょうか?
 声をかけたら、廊下に出て寝室の方へトコトコ歩いていくので、慌てて抱き上げて撫でているうちに眠ってしまいました。
 
 少しずつ少しずつ良い変化が見られます。 闘病記録のために毎日撮っている写真も、ここ数日のは動きのある物が多くなっています。(^^)
4月13日(水)      一転続き
 昨日のきんたはとてもしんどそうで、一度もケージから出ず、ずっと寝ていました。
 歯茎も真っ白で、トイレに行った時にフードを少し食べていましたが、昨日はここ最近の半分の量しか食べませんでした。食欲が落ちたのは初めてです。でも、吐く気配なし。
 
 夜中に様子を見に行く度に心配でした・・・。でも、一週目の経緯から病状は「山と谷の繰り返し・・・」ということが確認できていたので、「上下しながらも上向きになったらいいね・・・」と、もと君と話していました。
 
 一夜明けて今朝8時のお薬の時に、ピョンとケージから飛び出して来てペロペロ〜。 その後、トイレのドア前にまっしぐら!「開けて〜♪」と私を見上げて、中に入ると「スイッチオン!(笑)」。 トイレの中で激写の母に「いっぱい撮ってね〜♪」と言わんばかりに色々とやってくれていました。(マウスを置いた画像)
 遊ぶこと30分。ももの散歩を少し待ってもらって、きんたのフェレット三昧をホッとした気持ちで見続けていた母です。
 
 その後も日記を書く前に、ケージから出てキョロキョロしていましたヨ。 今朝はフードもしっかり食べています。ふやかし&ドライフード両方を食べていました。(^^) 
 変化の激しさにドキドキしてしまいますが、上向きの激変は歓迎です〜☆
 
 今日はももの狂犬病の予防注射の日、元気良く行けそうです。(全くゲンキンな母・・・苦笑)
 
 * 今日から10時・22時の薬の内容が変わります。量も1.5倍増。(どうか、きんたに適合しますように・・・)
4月14日(木)      食欲低下・・・
 昨日朝の食べっぷりはよかったけれど、その後がどうも・・・。結局いつもの量を食べませんでした。
 ポカリス○ットは、いくら飲ませてもいいということなので、ポカリでフードをふやかしてみると珍しいのか食べてくれました。でも今日は食べていません。(はぁ〜・・・)
 
 昨夜、体重は800gに落ちていました。(4日で30g減)
 沈み込むもと君と私をまるで元気づけるように、夜もトイレで大暴れのきんたでした。(わぁ〜、朝夕2回もだわ!^^)
 
 夜中はへそ天で寝ている時もあったりで、朝に・・・。
 
 今朝起きて居間のドアを開けたら、きんたがドア前に座って私を見上げていました。(^^) で、トイレ前にダッシュのきんた。 どうやらトイレの中で遊ぶのが楽しみのようです。(今まで禁断の場所だったからねぇ・・・笑)
 
 50分ほどゴソゴソ遊んだ後、寝室のお布団で満足そうな顔で寝ていました。(もと君は階下のトイレに駆け込んでいました・笑)
 
 今日から3日間は抗癌剤はお休みです。何とか食べてくれるといいのだけど、ふやかしフードもペロリとなめては落としたりしています。咀嚼するのもしんどいのかなぁ? 
 さっきふやかしフードに少しだけバイトを混ぜて練った物を与えてみたら、なめるだけで食べる感じではありませんでした。・・・ふぅ〜〜、何とかフードを食べさせねば・・・。
 
 * 画像は昨夜の投薬時、舌がペロ〜リ状態です。(笑) 
   もう一枚は今朝、トイレ方面から戻って来たところ。
 
4月15日(金)      眠りのきんた坊
 昨日心配していた食欲は、夜もと君が帰ってくる頃から挽回し、夜中〜朝方にかけて4回お代わりして何とか1日分を食べてくれました。(ホッ!) 観察の結果、一番食べやすいのは水でふやかしたフードのようです。
 
 昨日は朝のトイレフィーバー以後、ず〜〜〜っと眠ったまま(画像)でした。おしっこもオレンジ色がかった血尿っぽいのを何回かしていました。
 
 朝、昨日のように待っているかな?と、ワクワクしながらドアを開けたのに・・・。 今朝もずっと寝ています。(もう一枚の画像・・・私が撫でていたら、自分の手をチューチューしています)
 
 安静にしていた方が薬が効きやすいのだろうけど、しんどいから眠り続けるのよね、きっと・・・。
 
 袋のガシャガシャ音やクローゼットを開ける音には敏感なきんたが、全く無反応な状態を見ると寂しいです。 でも、投薬時のバイトの匂いには即反応ありだから、良しとしなきゃいけないのかな・・・。
 
 もと君と、薬の期待されうる効果とそれによる副作用の関係如何では、薬を飲ませない方がいいのかな・・・と思案しています。
 
4月16日(土)      2週制覇!
 昨日午後きんたはスイッチオン!(画像・・・トイレ方面へ私を誘っています) こういう時は、グッタリ寝そべることなく後ろ脚がシッカリして体型がフェレットのものになっています。(^^)
 
 夜遅くに、再びトイレ遊びをしたきんた。 その後ケージに戻って来て、こんな格好でフードを食べていました。(マウスを置いた画像) きんちゃん、ちょっとお行儀が悪いんじゃない?(^^;
 でも、こういうきんたを見ていると、少しの間でも病気の事を忘れさせてくれます。親孝行してくれているのかな〜?
 
 今日で2週目の投薬が終わりました。きんたは、薬を飲むのもフードを食べるのも、よく頑張ったと思います。
 1週目の観察記録と比べてみると、体重減は気になるけれど今週の方が具合が良さそうです。(^^)
 
 今夕、診察に行ってきます。
 
* 「絵日記」にきんたのトイレ遊びの様子を公開しました。(笑)
4月18日(月)      覚悟・・・
 16日(土)の診察の結果。 体重は810g。(先週と比べて20g減) 血尿は依然として+1で、今回はビリルビンが出ていました。 幸いなことに、肺や消化器系への転移はなさそうということでした。
 歯茎の色が少し良くなったと言われました。(嬉しい!)
 
 2週目の方が状態が良さそう・・・という私達の観察結果に相反して、先生のお話では「犬はガクッとくるタイプだけど、猫やフェレットは頑張ってしまうから元気に見えるのです。・・・覚悟はしといた方がいいでしょう・・・」と。
 辛いお言葉でしたが、不思議と2週間前のショックとは違いました。 「命あるもの、いつかは・・・」です。きんたを一日一日フェレットらしく過ごさせてやろうと改めて思いました。
 そして一週間、一ヶ月、一年・・・とつながってくれることを願いながら・・・。
 
 昨日は衣替えをしてコタツもどけました。(一昨日きんたがコタツじゃなく、久し振りにアジトのゴルフバッグに寝ていたので^^) もと君は本当によく手伝ってくれます。良き夫・良きパパです。(感謝!)
 その間、きんたはずっと起きていてちょっかい出していましたよ。 で、念願のクローゼットにも入ることができてチェックに忙しそうでした。(きんちゃん、楽しかったね〜) トイレ遊びも2回です〜♪
 
 次回の診察は22日(金)。それ以前に行く必要がないよう、診察日を目指します。
 
 * 画像は病院に行く前。バッグに入ってます。(笑) マウスを置いたもう1枚は、昨日の動き回っているきんた。
 
 
4月19日(火)      看病
 昨日のきんたは一日中眠っていました。
 
 今朝は午前中にトイレ遊び(←最近トイレの画像が多い・笑)を3回、押し入れ探検ショートコースを1回終えて、満足そうに私の膝に来て眠りました。(マウスを置いた画像)
 
 看病の一日はバタバタと忙しく過ぎていきます。
 
 一日5回の投薬タイム、約3時間おきにする排泄の状態チェック・トイレ掃除、排泄の度に後脚やお腹が汚れるので拭き取り(後脚が弱くなっているので引きずるため)、眼が覚めているようだったら1粒でもフードを食べるよう給仕・・・(これが結構大変)、遊んでいる時は少しでも動いているきんたを見ていたくてジーッと座り込んで見ている母です。(他人が見たら変かも?・苦笑) 
 夜中も気になって1〜2回様子を見ます。
 
 今は仕事の他はきんた最優先で我が家は回っています。
 
 普段から、きんた&ももとはよく話をする方ですが、きんたの看病を始めてからいっそうきんたとお喋りしています。眠っているきんたを撫でながら色々なことを話していますよ。(^^)
 
 そうそう、土曜日の病院で1本目の注射をする時から きんたは「フーーッ!」と先生を威嚇。そしたら先生も「フーッ!」って。(笑) 2本目の注射の時は泣きそうな「いたち顔」になって「フーッ!」って威嚇し続けていたきんたです。 でも終わると私にしがみついてきて私の腕をペロペロしていました。帰りの車中でも私の膝の上で思い出したように私の手をペロペロしては、運転しているもと君をジーッと見上げていました。
 
 あんなに小さい頭で何か思うことがあるのでしょうね〜。愛おしくて、いじらしくて、可愛くて仕方ありませんでした。
 
 
4月20日(水)      夜遊び?
 昨日夜のきんたはトイレで遊んだり、爪切りをした後、画像のように袋にかなり辛抱強く執着していました。(^^)v
 
 夜中1:30と3:30には特に異常はなかったのに、朝起きてみると座卓の上に置いてあった物のうち自分のオモチャと最近大活躍のデジカメを下に落としていました。(驚・嬉) そしてたたんであった袋に入った形跡もあるじゃないですか!
 
 元気な頃のきんたは、高いところに上がるなんて事は日常茶飯事でしたが、今月に入ってからはコタツの上は勿論、ハンモックにも自分では上がれません。 
 
 昨日はよほど調子が良かったのでしょうね〜。夜中に一人遊びをしているなんて! もと君を大急ぎで起こして証拠の現場を見せちゃいました〜♪
 
 今朝はフードをペロリと食べて早速トイレ前にご出勤、「開けて〜♪」の後は大暴れ。その後は寝室に入り何をしようかとキョロキョロ? タンスを開けている音を聞くやいなやダッシュして来て「見せて〜♪」でした。(笑)
 今日後半の元気度も◎かなぁ?
 
* マウスを置いた画像は、自分の爪切りバサミに夢中のきんた(今まではすぐに取り上げていたけれど、許可〜☆)
4月22日(金)      病院へ行って来ました
 昨日夕方もと君が一緒に行けるということなので、予定より半日早く診察に行ってきました。
 
 体重790g、前回から20g減。心配する私達に先生は「腫瘍が引き締まったのかもしれません。それに食事や排泄の時間でも多少はは変化しますよ」と。
 尿検査は依然としてビリルビンが出ていました。
 でも、歯茎の色は前回より良好。「貧血が少しずつ改善されているのでしょう」と。(^^)
 耳の検査(きんたは大の苦手です)をしたら、「キィーーーッ!」と大きな声で嫌がり、2本の注射の時には体を大きく動かして抵抗しました。「嫌な事に力強く反応するようになりましたね〜、少し前までは殆ど無抵抗だったのに」と、先生。
 
 明日で3週間制覇です。(嬉) 今後の治療計画は、2クール(4週間が1クール)が終わる頃(5月の中旬)に再び大がかりな検査をする事になりました。だけど、もし体重が750gまで落ちてしまったら即、検査をしましょうと言われました。
 
 昨日の時点では、貧血の改善傾向は見られるもののまだ血が薄くて、現段階での吸引麻酔の必要な検査は不適当とのことでした。
 今のきんたは、赤血球が30%になれば、手術が可能だそうです。なんとか体重を800g以上維持しながら1週1週を目指さなきゃ!
 
 先生は、私達が悲観的になると希望を持たせてくれる説明をしてくださり、また良い数値で有頂天になりかかると気懸かりなことを指摘して気持ちを引き締めてくれます。
 飼い主に対しても上手い先生だなぁと、毎回感心してしまいます。飼い主の気持ちや心構えが動物にも伝わりますものね?
 
 そうそう、いつも色々な動物で混んでる待合室に傷ついたムササビを連れてきている人がいました。保護した経緯を聞いて感激しました。そして、飼っていたワンコを自ら保健所に持ち込む人達に改めて憤りを覚えました。
 
* 画像は今朝の「お早う〜♪」きんた。 マウスを置いた一枚は、一昨日夜、手の平で甘えん坊のネンネきんた。
4月23日(土)      結婚式
 今日は、もと君の従姉キョウコちゃんの結婚式。本当は二人揃って出席するはずだったけど、広島までの一日がかりということと、きんたの世話があるので私は残ることにしました。
 
 今朝、もと君との会話・・・・・「投薬があるから置いて行くわけにいかないけれど、今のきんたの様子だと連れて行けそうだったなぁ。」 「そうねぇ、そしたら披露宴の時にバッグの中からガサガサッ♪って出てくるわよ、きっと〜(笑)」
 
 今日で3週間制覇のきんた。 日々の観察記録を見ると1週間ごとに上向きに良くなっている感じです。(^^) 一昨日、先生も「薬が適合しているのでしょう」と仰っていました。ちなみに今使っている抗癌剤は極端な副作用のないものだそうです。
 
 数日前から、きんたは「クローゼット遊び」にハマっています。(笑) さっきも、クローゼット前で「開けて〜♪」でした。(^^)
 
* 画像は昨日のお手伝い、いやお節介きんた。(笑) 
 マウスを置いた1枚は、今朝のきんた。階下からそーっと拭いて上がったのに、階段上で首をにゅ〜っと伸ばして待ち受けていましたよ。きんたはクイック○ワイパーが大好き〜☆
 
4月24日(日)      4週目・・・
 今日から4日間、4週目の抗癌剤投与です。 昨夜、初めて吐きそう?・・・という風なお腹からつき上がってくるような動きを見せたものの、大丈夫でした。(ホッ!)
 
 1〜3週まで右肩上がりに良くなっている様子だから、今週も頑張って欲しいです。 30日には1クール(4週間)終了後の診察なので、何とか体重も体力も血も増やしたいです。(母さんは有り余っているのにねぇ・・・苦笑)
 
 今朝のきんたは元気いっぱい◎です。(^^)v  すでにトイレ遊びを1セット、クローゼット遊び(「絵日記」に公開〜☆)を2セット終えています。(笑)
 
* 画像は今朝、お父さんに甘えるきんた。 もう1枚は、昨夜久しぶりにワン君にちょっかい出しているところ。
4月25日(月)      発作みたいに・・・
 きんたは寝ている最中、突然ガバッと飛び起きて体中を掻いたり、口で噛み噛みしたりします。 たいてい毎日1回くらいは・・・。
 
 先生の説明によると、体に違和感があるのでイライラする時もあるし、また、血液に問題があるので体にかゆみを感じるのだそうです。
 
 私達が側にいる時は、抱いて撫でたり、オヤツを食べさせたり、クローゼットやトイレ前に連れていくと気持ちがなぐのか落ち着きます。
 
 心配なのは、ガバッと飛び起きてケージから飛び出すので、どこか打たないかということと、ひどく痒がる場合は体力を消耗してしまいそうで・・・。
 
 昨夜お風呂から出てみると、画像の状態。グッタリしています。もと君が側にいたのですが、なだめてもなだめても痒がって自分でケージに入ったそうです。私が声をかけても動かずグッタリしていました。(涙)
 
 こんなにヒドイのは初めてだったので不憫で仕方ありませんでした。最近は夜中に一度様子を見に行くだけなので、もし夜中に痒みが出ていたら何もしてやれないし・・・、ケージの側に寝るようにしようか思案中です。
 
* マウスを置いた画像は、昨日午後私が二階を掃除中、きんたを階下に降ろしていたのだけど、掃除機の音がしたら慌ててもと君の足下に来て抱っこをせがんだそうです。で、この状態。もと君曰く、「頼りにしてるんだなぁ、かわいいヤツだ〜♪」と。(^^)
4月26日(火)      睡眠不足
 きんたの病気が判明して以来、夜中に起きて様子を見に行ったりしているので、慢性の睡眠不足気味です。
 
 レッスンに行く前に少しでもお昼寝しようとするのだけど、電話が鳴ったり(最近は留守電にして横になってます)、きんたが痒がって飛び起きたり・・・。
 画像は昨日、私も飛び起きて抱いてなだめているところ。こうするとおさまるんです。(^^)v 昨日はこの後、寝袋に移そうとしたら、「フェンフェン・・・」って、まるで赤ん坊が泣くように鳴きました。(驚) また抱いてやると落ち着きましたが・・・。抱いてて欲しいのでしょうね?きっと。(^^)
 
 てなわけで、母は立っていても眠れそうな特技が身に付きそうです。(笑)
 
 はぁ〜、マウスを置いた画像が羨ましいわ〜。昨日のフィーバー後のきんたです〜☆ こういうのを見ると、疲れも吹っ飛びます。お願いだから睡魔も吹っ飛んで〜〜っ!
4月28日(木)      東と西の病院へ・・・
 明日から2泊の予定で、ももを連れて心臓の診察とお薬をもらいに、兵庫の病院へ行ってきます。
 
 きんたの腫瘍のことがなければ、本当は家族揃って行くはずでしたが、ちょうど両者とも30日(土)の診察なので、今回はお母さんコのももが私と東の兵庫へ、お父さんコのきんたがもと君と我が家に残り西へ、2班に分かれての診察になりました。
 
 ももはあまり相手をしてやってないので、3日間たっぷり甘えさせて、ドッグランで思う存分遊ばせようと思っています。
 きんたは1クール最終・4週目の診察なので是非とも同行したいのですが、涙をのんでもと君一人の付き添いとなります。昨日体重は820g(6日間で30g増)ありました。(^^)v
 
 きんたは最近いっそう甘えん坊で、昨日などは私がレッスンに出掛けようとすると抱っこをせがみ、寝たかな?と思って下に降ろそうとすると両手で私の指を抱え込んでしまい、なんとかなだめてケージの寝袋に入れようとすると指をケージに引っかけて「入らない!」状態でした。 後ろ髪を引かれながら出掛けるのは辛かったです・・・。
 
 今もずーっと膝の上。安心した顔でゴソゴソしたりウトウトしたりしています。(かわいいな〜♪)
 
 まる一日きんたを看られないのは不安ですが、もと君にメモをしっかり託して行ってきます!
 
* マウスを置いた画像は、もと君が階段下から撮影。(^^)
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