「お母さ〜〜ん♪」
by きんた

まっち の「つぶやき」
・・・・・・・
5月2日(月)      検査結果
 4月30日(土)きんた&ももの検査結果・・・
 
 ももは、体重12.5kg。 心臓は、不整脈もなく、心不全が改善されていて非常に良い状態でした。 先生が検査の途中で「おっ!いいぞ〜」って、何度も仰っていましたよ。脚も良好です。(^^)v
 1ヶ月分の薬は処方されたものの、今の状態であれば、冬になる前まで薬は飲まなくていいそうです。
 
 思いがけない ももの好結果はとっても嬉しかったです。次回の検査は8月の予定。
 
 きんたは、体重810g。このまま800g以上で推移して欲しいものです。血尿の検査はプラスマイナス0で、ビリルビンも出ていましたが内容的には心配ないそうです。
 1クールの4週を無事終えて、2クール目に入りました。(^^)v 体力の衰えは少し観察されるものの(もと君によると、自分の思うことができなかった時、悔しいのかもと君に抱っこをせがんで「フェンフェン〜」って鳴いたそうです)、フードも理想量食べていて、また好奇心も旺盛(特に新しい物に対して)です。 また、毛艶はとっても良くて、素人目には患っている体には見えないほどです。
 次回の検査は5/10の予定。
 
 私が留守の間も、毎日クローゼット遊びをしていたそうです。もと君は初めての一人看護や遊びの相手で大変だったそうです。(苦笑)
 
 ももは一安心〜♪ きんたも何とか現状維持をしてくれればと願っています。勿論、もっともっと快復して欲しいけれど・・・。
 
*画像は昨日の朝、ホテルのドッグランのもも。 もう1枚は、4/29私とももが出掛ける直前のきんた。
5月4日(水)      きんたろう
 きんたを我が家に迎えたのは、4年前の4月30日。名前はゴールデンウィークに因んで「金」を入れて「きんたろう」と決めました。
 
 あれからアッという間の4年間。思いもかけず大変な病気を抱えていますが、明日の「こどもの日」を家族揃って祝えそうで嬉しいです。
 
 昨日、もと君はあちこち探し回って←の「兜」を買ってきてくれました。優しいお父さんです。(^^)
 
 今週に入ってからは、トイレ遊びはしていません。 でも、クローゼットには日参しています。多いときは3回も・・・。(笑) もう1枚の画像は、「何しようかな〜?」って物色中です。
 あ、昨日リビングに降ろしたら、しきりにクンクン♪していました。
 
 動きの範囲が狭くなったけど、「痒〜い!」が少しおさまっています。 暑くなったせいか、昨日から食べるフードの量が少なくなっているのが気懸かりです。
5月10日(火)      末期症状・・・
  きんたは闘病生活6週目に入りました。 2クール目に入った5週目の中頃から食欲が落ち、7日は殆ど食べない状態でした。(5/6,5/7は栄養剤を注射) 水やポカリスエットも少ししか飲まなくなったので5/4からウォルサムを与えてみると結構飲んでくれました。(^^) 5/8は規定量の1/3食べました。(5/6の体重800g)
 
 昨日午前中の診察では、黄疸と脱水症状が見られ、ひどい貧血で歯茎も真っ白でした。先生に「末期症状ですね・・・。とにかく口に入る物は何でもいいから食べさせてください」と言われました。(体重760g)
 栄養剤などの皮下注射をしました。フェレットバイトよりもより高カロリーのニュートリカルを頂きました。
 
 病院からの帰路、きんたがガサガサするので路上に車を止めてトイレかと思い準備すると、そうではなく、じゃぁフードを・・・と与えてみると、まるで先生の話を聞いていたかのようにモグモグたくさん食べ、ポカリもシッカリ飲みました。(驚)
 
 昨夜は約2週間振りに廊下へ出て、寝室へ行って寝ていました。
 この日の午後のきんたは「絶対に病気に負けないよ!」という表情と動きを見せていました。 そんなきんたに私たちは逆に励まされていました。
 そうよ、絶対にあきらめない!!
 
 今日は、昨日の午後の活発さが嘘のようにまたフードを食べなくなっています。ダックスープを作るべく材料を注文しました。(一刻も早く届いて欲しい・・・)
 
 今夕、もと君が栄養剤の注射のために病院へ連れて行く予定です。
 
*画像は今朝のきんた。おぼつかない足取りで歩いて(這って・・・)います。もう1枚は昨夜のきんた。大好きなお父さんのはんてんで・・・。
 
5月11日(水)      一日一日を・・・
 昨夜は、私が出掛ける前にあまりにも具合が悪そうだったので、きんたがどうなっているかとハラハラしながら帰宅しました。少しして、もと君と一緒に診察から帰って来たきんた。 体重は780gに増えていて、帰宅後ポリポリと5〜6粒のフードを食べました。
 
 今日も栄養剤の注射に行ってきました。体重は780g。やはり帰宅後フードを4粒食べました。 バイト・水・ポカリ・ウオルサムは口にしてくれます。
 
 先生のお話では、体温が下がってしまうと吸収できなくなるので気を付けること。だからヒーターはずっと使っています。オシッコとウンチ(食べる量が激減したので少ないけど)は出ているので、消化器は正常と思われ、一度も吐いてないし便も綺麗なのが安心材料となっています。 でも、臓器を圧迫しているために鈍痛があるだろうとのことです。
 もし全く何も食べなくなった時にはコーヒーシロップを試したらいいそうです。
 昨日また、「フェレットらしい生活を一日でも・・・」と、先生が仰ったそうです。
 
 栄養剤を打った後は、いつも食欲を見せたり、道中の景色や樹木や海の香りにも好奇心を見せたりします。こうなったら毎日でも通院しようと話しています。
 そうそう今朝、刺激を・・・と押入を抱っこして見せに行った後、別室から3回も転びながら自力で押し入れ前に行ったのには驚きました。やはりフェレットには好奇心をかき立てる何かが必要なんだと再確認した次第です。
 
 最近は、朝方ケージから這い出して(?)キャリーかもと君のはんてんに寝ています。きっと新しいアジトに決めたんでしょう。(^^) 我が家の二階の居間はきんたグッズでいっぱいです。(笑)
 
 今週土曜日は、もももワクチンとフィラリアの血液検査・予防薬投与のために病院へ行きます。きんたと一緒に行けることが目下の目標です!
 
 *画像は、今日病院から帰宅したばかりのきんた。キャリーの中で見違えるほど目が輝いています。
 もう一枚は、昨夜帰宅後フードを食べて、キャリーのアジトに陣取っているところ。(笑) この綿入りのハンモックは、レン君・レオ君のママが作ってくれたもの。こうやって中に入り込めるんです。(^^)v 
5月13日(金)      きんたの頑張り
 毎日、病院に行く度に先生方はきんたの頑張りに感心されます。
 
 昨日の病院。 体重800g。 水曜の夜からダックスープ(間に合って良かった!)を作って飲ませ始めました。 体重増は、食べ始めたことに加え腹水が原因の可能性もあるけれど、現時点では水抜きの薬は脱水症状を更に悪化させるので使えず、また私達が申し出た血液検査も、予想される数値の悪さの改善策以上に、検査の時きんたがショック死する可能性が大きいのでできないということです。
 
 後脚に加え、前脚も使えないことが多くなっています。2日前から私はきんたと同じ部屋に寝ています。きんたの些細な動きでも介助できるように・・・。 
 
 今日の時点で、きんたはトイレの時と興味のある場所へは這って行きます。(画像のように) 自分では何も口にしようとはせず、ダックスープも今朝からはシリンジで強制的に飲ませています。恨めしそうなきんたの表情には胸が締め付けられる思いですが、ここは踏ん張らねば・・・。
 トイレも脚が立たないので体中が汚れてしまいます。でも、暖かいタオルで拭いていると気持ちよさそうな顔が笑っています。(^^)
 
 昨日夜半に、画像のようにクローゼット前に這って行き、開けると嬉しそうにチェックしていました。(もう1枚の画像)
 その30分後、クマ君のところまで這って行ったり、アジトに行ったり・・・。夜中にフィーバーのきんたでした。(真夜中に、きんたの後に付いて回る私の方が怪しい?・・・笑)
 
 日毎に状態が悪化するきんたが、こういう動きを見せてくれると嬉しくなります。今朝もまるで確認するかのように、色々なところへ行きたがり、抱っこをせがんだり、自分で這ったりして精力的に動いていました。
 でも、油断すると身体はすぐに冷たくなります。また、殆ど眠らない(眠れない?)状態が続いています。どのくらいの痛みがあるのか・・・。痛み止めのことを聞いてみなきゃ。
 今夕も病院へ行ってきます。
 
 どうか明日が迎えられますように・・・。(祈)
5月14日(土)      緊急入院
 昨夕、それまで精力的にお気に入りの場所をチェックしていたきんたはやっと落ち着いてくれました。(マウスを置いた画像)
 
 病院に着く前くらいから元気がなくなり、診察の前くらいにはグッタリしてしまいました。 急遽レントゲンなどのチェックをすると、腫瘍は肝臓にも転移して肥大していました。 そのことよりも気管支に異常が見られ肺炎を起こしていました。すぐに酸素吸入を・・・。
 
 先生が、「今夜が山場だと思われますが、お家で看取られるのだったらこの酸素ボンベを使ってください。ただ、これは2秒噴射で60回しか使えませんが・・・。」
 そんなことでは1時間かかる我が家まで辿り着くことすらできません。ましてや家で何をしてやれるでしょう。きんたを先生にお願いすることにしました。
 昨夜は、いつ電話が鳴るかと一睡もできない私達でした。
 
 迎えた朝。 きんたの無事を確認して病院へ急ぎました。
 きんたは集中治療室で酸素吸入をしていましたが、私達の姿を見ると頭を上げ、瞬きして鼻をクンクンして、まるで「ボク頑張ってるよ!」と訴えているようでした。 昨夜別れる時には、昏睡状態だったのに、私達を認識できるんです!
 先生のお話では、夜中の12時頃にとても危険な状態だったそうです。 そして、時間の経過ごとの状態を説明してくださいました。瞬きをあまりしない時には点眼もしてくださっていたようです。 
 
 もし昨夜連れて帰っていたら、今頃は駄目だったことでしょう。もし、具合が悪くなるのが昨日の診察を終えて我が家に帰った後だとしても難しかったでしょう。 きんたの運の強さを感じました。
 
 危険な状態は今でも続いていますが、まずは大きな危機を脱したきんた。午前中私達が呼びかけると何度も何度も呼びかけに反応していました。
 これから、ももを連れて再び病院へ行って来ます。
 
* 画像は、今朝のICUで頑張っているきんた。
5月15日(日)      きんたの存在
 我が家で私達やももが留守の時はあっても、きんたが家にいない時は一日もありませんでした。
 あんなに小さいのに、とても大きな存在だと思い知らされています。二階は何処もきんたの想い出ばかりで、肝心の主役がいないことに油断すると涙が溢れてしまいます。(あっ、いけないいけない! きんたが一人病院で頑張っているのに弱気になっちゃいけない!)
 
 昨夜のきんたは午前中よりも呼吸が安定していて、午後にはすぐに疲れるものの自分でペロペロと水分を摂ったそうです。(体重780g) 時々動いているとのことでした。 でも、脱水症状は進んでいるとのこと。
 私達が部屋に入ると、酸素マスクを外そうと(?)頭を引いたり(画像)、後脚を動かしたりしていました。「おいおい、きんちゃん!(笑)」 午前中よりも、随分状態が良いように見えました。
 
 先生曰く、「マスクの中に吐いた息が混ざるので不快を感じるのでしょう。体が苦しくてもがくのは心配なことだけど、こういう動きが出るのは良いことです。」と。 病状が急変する心配は拭えないものの、先生の口から「長期戦になりそうですね。」という話が出たのでいっそう望みを強く持った私達でした。
 爪も切ってもらい、体もきれいでした。こまめなチェックや扱いをしてもらっているのがよく分かります。(嬉)
 
 もも(体重12.5kg)のワクチン接種・血液検査はスムーズにできて、耳のチェックをしてもらったら「モデルにしたいくらい良い状態の耳ですよ」と誉めていただき、ももも誇らしげな顔になっていました。(^^)
 ももはICUに入ることはできませんが、両者はきっとお互いをクンクンと確認できたことでしょう。
 
 今日は日曜日で面会はできないのが寂しいけれど、病院から電話がないのが安心です。
 
 今日から闘病7週目に入りました。 早く明日になって、きんたに会いに行きたい・・・。
5月17日(火)      きんた、よく頑張ったね・・・
 日曜日、病院から電話がありました。私達は大急ぎで車を走らせました。
 
 午前中のきんたは随分具合が良くて、動きも見せていたそうです。肺炎の方はかなり改善されたそうですが、貧血がひどくて・・・。
 19時頃から容体が急変し、20時に眠るように旅立ちました。
 
 先生方は、「きんたろう君の頑張りを見せてもらいました。本当にここまでよく頑張ったと思います。」と誉めてくださいました。
 
 昨日午後、きんたの葬儀をしました。(私達は「できることならこのままの状態でずーっときんたを置いておきたい!」という気持ちでいっぱいでした・・・。) 当初はお骨を霊園の納骨堂に納める予定でした。 でも家を出る前に、「内弁慶で甘えん坊のきんたにとっては寂しいだろうから、お骨は家に置こう!」と話し合った時、側で眠っていたきんたの顔が笑いました!(驚) 本当に!!
 
 火葬の後、きんたの骨を拾いながら色々なことが走馬燈のように頭を駆けめぐりました。
 
 きんたのいない二階は、とても広く感じ、寂しくて寂しくて仕方ありません。心にポッカリと穴が開いてしまいました。でも、お骨になったきんたがいると思うと少し気が休まります。 しょっちゅう話しかけたり撫でたりしている母です。
 
 一人で家を離れたことのないきんたは、きっと寂しかったのでしょうね・・・。一日でも独りぽっちが耐えられなかったのでしょうね・・・。 だから面会のない日曜日に迎えに来て欲しかったのでしょうね・・・。
 
 振り返ると、金曜の明け方と日中、あの体力と状態で這いながらでも色々な場所をチェックしていたのは最期の予感があったのでしょう。金曜日病院へ連れていく前に私が抱いて家中を見せたのも今思うと何かの予感だったのかもしれません。
 
 「きんちゃん、4才2ヶ月2週間の短いフェレ生だったけど、我が家のコになってくれて本当にありがとう! この4年と半月間、お父さんもお母さんもとってもとっても幸せだったよ。そして語り尽くせないほどたくさんの想い出を有り難う! きんちゃんの感触・匂い・体温・甘え声・寝顔・遊ぶ姿・足音、etc.ずーっとずっと忘れないよ。 そしてこれからも、きんちゃんといつも一緒だよ。 小さな体で6週間も病気と戦って、偉かったね。痛かったね。辛かったね。本当によく頑張ったね! これからは安らかにネンネしてね・・・。」
 
 −2005年5月15日(日) きんたろう 永眠−(絵日記No.190に記事あり)
 
 * 画像は15日夜帰宅したきんた。 もう1枚は現在のきんた。
 
5月21日(土)      きんたの初七日
 きんたが亡くなってから、毎日がとてもとてもゆっくりと過ぎています。 いまだに夜中も闘病時と同じように眼が覚めてしまいますが・・・。
 
 あ、一昨日の未明にきんたがケージから出る音が聞こえました。その数時間後またケージに戻る音が聞こえました。(私は霊感は全くないのに・・・) 
 きっと、きんたが「お父さ〜ん、お母さ〜ん、ボク、お骨になっちゃったけど二階でのいつもの生活に戻ったからね〜♪」って、合図を送ってくれたのだと思います。(^^)
 
 毎朝、もと君はいつものようにきんたのフードとお水の世話をしてくれていますよ。そして何かときんたに話しかけている私達です。 
 私は超苦手な針仕事をして、きんたの骨壺の袋を初夏用(マウスを置いた1枚)に取り替えました。(^^)v もと君が「きんた〜、お母さんが針を持って頑張っているぞ〜!」って、ひやかしていましたが・・・。 私だって、やるときゃやるんですっ!(笑)
 
 頑張ったきんたを−絵日記 No.189,193−にアップしました。 きんたに関わることをしていると気が紛れる母です・・・。
5月26日(木)      体調不良
 きんたが闘病中、私の場合は脚が突然つって歩けなかったり、腰が痛かったり、足の指が痛くてソックスを履くのも辛かったり、目の血管が切れて出血して赤目になったり(これは何度も・・・)、吹き出物が出たり、・・・etc.。
 もと君の場合は、ずーっと胃が痛かったり、喉がいがらっぽかったり、・・・etc.。
 
 以上のような二人の身体の不調は、きんたが亡くなったとたんにピタリと全てなくなりました。 今思うと、それらは私達へのきんたからのメッセージだったのでは?・・・と思っています。「お父さん、お母さん、ボクここが痛いよ〜」っていう・・・。
 きんたが亡くなるまでの20日間程、私はレッスンらしいレッスンはしていませんでした。きんたを見送った後、恐る恐るレッスンした私は驚きました。いつもよりとても調子良いんです!(驚) 身体の柔軟さも失われていなかったし・・・。 これはきんたからの御褒美かな〜って思っています。
 
 ももはというと、きんたが亡くなった後数日間は食後にフードを吐いたり、胃液を吐いたり、最短距離の散歩しか行きたがらなかったり・・・。というような事がありました。 ももまで具合が悪くなったの?と、心配していましたが、全ておさまりました。 きっと、もももきんたの事を敏感に感じていたのかもしれません。
 きんたの葬儀の日、見送りのももの尻尾は下に垂れたままでした・・・。
 
 家族の絆って、こういう形でも現れるのですね〜。
 
 ちなみに私の赤目の回数が多いので眼科・内科でいろいろ検査してもらったところ、どうやら目の血管が細いのだそうです。そして、健康状態は◎で、先生に誉めていただきました。(^^)v きんたのおかげで健康チェックができた母です。
 
 * 画像は、5/7にきんたの病院へ付き添って車中で待つもも。もう1枚は5/6のきんた。(しつこく登場します・笑)
 
5月28日(土)      きんたの生まれ変わり!?
 昨日、ふとしたことからフェレ飼いさん繋がりで、ある方のサイトと出会いました。
 そこには5月17日に生まれたばかりのフェレのベビー達がいました。最初は8匹だったのに、数日後にもう1匹生まれていたそうです。(♂4匹、♀5匹)
 
 きんたが亡くなったのが5月15日、火葬にしたのが16日。ベビー達誕生が17日。・・・私は運命的なものを強く感じました。「きんたが生まれ変わって、このベビー達の中にいるの?」・・・そう思わずにいられませんでした。
 日付もそうだし、きんたが亡くなってからまだ何方にもご挨拶に伺ってない状況の中、私がその方のサイトと出会ったことにも、不思議な縁を感じずにはいられません。
 自分勝手な考えかもしれないけれど、「甘えん坊のきんたは、旅だったものの、寂しくて・・・我が家に帰って来ようとしている・・・」と思えて仕方ないのです。
 
 もと君と相談の結果、実は先程その方に♂でママ(きんたとそっくりなんです! ここにも運命的なものを感じてしまいます)似のベビーを譲っていただけないか、お願いをしてきたところなんです。
 
 きんたが我が家に戻れるか、まだ戻るには早すぎるのか・・・・・。ドキドキしながらお返事を待っています。
 
 里親候補の方が大勢いらっしゃるので、難しいです・・・、というお返事がありました。
5月30日(月)      きんたへの手紙
 きんたが亡くなって二週間が過ぎました。二週間なのにとってもとっても長く感じます。 きんたの存在の大きさをイヤというほど思い知らされている毎日です。
 
 −想い出−の「きんたろう」って・・・?に、きんたへの手紙を書きました。旅立つ時、お気に入りだったボールペンを持たせたから、お返事書いてくれるかなぁ・・・。
5月31日(火)      きんたとの出会い
 それは、とてもドラマチックな出会いでした。
 
 4年前の春、私達は水槽のコではなく動物を家族に迎えたいと思っていました。当時、ワンコは散歩の事などスケジュール的に無理だったので、もう少し小さい動物を探していました。
 
 何度もペットショップなどを探したけれど、「このコ!」というコには出会えませんでした。そんな4月30日、「今日こそは・・・」と出掛けた店で、なにげに通り過ぎようとしたケース内の新聞の下から、ガサガサッと画像のような感じで私達を見上げた動物・・・。それがきんたでした。
 私達は「これは何ですか?」と聞くほどフェレットについて知りませんでした。以前テレビで見たことがあったくらいで・・・。
 
 説明を受け、ケースから出して抱かせてもらいました。その可愛かったこと! 「このコだっ!」て、なにか強く引きつけられるものを感じました。それまで何度も出掛けていたのに、フェレットに出会ったのはきんたが初めてでした。私達がケース前を通った時、もしきんたが顔を見せなかったら、何もいないと思ってすぐに通り過ぎていて出会えていなかったでしょう。(ケースには何の表示もなかったので) 僅か5秒間位の本当に劇的な出会いでした。(もし、この日きんたと出会っていなかったらウサギを迎えていたかも?)
 
 きんたは我が家に来るべくして、このような出会いになったのだと思っています。 だから今度もきっと、きんたは必ず我が家に戻って来ると信じて待つことにします。それがいつになるかは分からないけれど・・・。
 
 「きんちゃ〜〜ん、お母さん達はずっと待っているからね〜♪(^^)」
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