〜想い出の舞台より〜


 13    カルメン
 
 
音楽 : ジョルジュ・ビゼー
 
振付 : ローラン・プティ
 
初演 : パリ・ローラン・プティ・バレエ団、ロンドン・プリンセス・シアター(1949年)
 
物語 : プロスペリ・メリメの原作をビゼーが作曲して、カルメンは誰もが知っている女性像となった。
 
奔放に生きて、男を翻弄する。そして、男に殺される。その単純なストーリーの中に、男と女の関係のエッセンスが描かれている。
 
ビゼーの「カルメン」の中心は、明らかにカルメンではなく、カルメンの誘惑に引きずられて、軍人としての人生から転落してしまう
ドン・ホセにある。この物語は、ドン・ホセの悲劇なのだ。
 
バレエの主題として このカルメンが取り上げられるとき、ビゼーの意図に忠実であるか、むしろ、カルメンという女性像にこそ魅力を感じるかで、作品の重点は大きく異なる。
 
 
−画像は舞台写真を皿に焼き付けたものをプレゼントされたもの-
 
【まっちの一言】
 
 こういう悪女の役は「好き」に反して、難し過ぎて・・・。
 自分には合わない役どころだと痛感させられる。
カルメン「ハバネラ」.mid



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