〜想い出の舞台より〜


 15    「バレエのあれこれ・・・」
 
クラシックバレエは、舞台では「全幕」と「小作品」に大きく分けられます。
 
「全幕」とは物語がすべてわかるように構成されていて、一幕ものから四幕まであるもの、また、それにプロローグとエピローグが付くものもあります。
 
バレエの群舞の踊りは「コールドバレエ」、主だった踊りを踊るのは「ソリスト」、主役は「プリマ」「プリンシパル」と呼ばれます。
 
一般に、「コールドバレエ」の質が高いところはレベルの高いバレエ団・バレエスタジオといえます。
 
さて、主役が踊る踊りはたいてい「グラン・パ・ド・ドゥ」という形式をとります。
「パ・ド・ドゥ」とは男性と女性の踊りをいいます。
グラン・パ・ド・ドゥは「アダジオ・・・主役二人のゆったりとした踊り。バランス・回転・リフトなどが盛りだくさん!」「バリアシオン・・・主役それぞれの踊り。プリンシパル、プリマの順に踊ります。」「コーダ・・・主役二人の踊り比べ!テンポの速い曲です。」
 
「小作品」では全幕物のうち一幕だけ、アダジオだけ、グラン・パ・ド・ドゥ、バリアシオンだけ・・・などいろいろです。
 
−画像は「ドン・キホーテ全幕」の第三幕 グラン・パ・ド・ドゥの一場面-
 
 
 
ドンキ「アダジオ」.mid



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