音 楽 : ジュール・マスネ
振 付 : ケネス・マクミラン
初 演 : ロイヤルバレエ団(1974年 ロンドン)
物 語 : アベ・プレヴォの小説「マノン・レスコー」にもとづき振り付けられた、全3幕7場からなる悲劇のバレエ。
若い神学生デ・グリュへの愛のために、豪奢な生活への夢も野心も捨て去ったマノンと、彼女への愛のためにボロボロになってしまったデ・グリュの悲劇の物語。
この作品の最後、ルイジアナの沼地で踊る悲壮で官能的なパ・ド・ドゥの美しさは格別である。
−画像は、パリのデ・グリュの下宿でのパ・ド・ドゥ−
* このパ・ド・ドゥの部分は、パートナーであるH・T氏が振付したもので、日本バレエ協会受賞作品である。
【まっちの一言】
難しかったけれど、マクミランの振付よりもずーっと素敵で踊り甲斐のある作品。 何よりも、この種の作品に要求される感情移入をスムーズにする事ができ、踊っていて楽しかった。
開演中、客席からの好反応を感じることができ、踊りながら気持ちを高めることができた。
久々に巡り会えた、自分でも心に残る作品となった。
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