〜想い出の舞台より〜


 3    パキータ
 
音 楽 : レオン・ミンクス
 
振 付 : マリウス・プティパ
 
初 演 : ロシア帝室バレエ団(1847年)
 
物 語 : パキータとは、主人公のジプシー娘の名前で、場所はフランス占領下のスペイン。
 
 パキータが祭りの日にフランス軍士官リュシアンと出会い、恋に落ちるところから始まる。
 士官もパキータを憎からず思うが、身分の相違が邪魔をして二人の恋は実りそうもない。そのうえ、士官にはスペイン貴族令嬢という婚約者までいる。
 ところが、ひょんなことからパキータは実はフランス貴族の娘であり、それも士官の従妹であることが判明し、他愛もなく万事めでたく収まる。
 
* ロマンティックバレエには、「ジゼル」などのごとく幽玄の世界のものと、「パキータ」のように遠い国の異国情緒を描いたものの二種類がある。
 
−画像は最終幕である舞踏会のグラン・パ・ド・ドゥ−
 
【まっちの一言】
 
 スペインという設定のとおり音楽がとても陽気で、また振付が古典的なバレエのものとは異なった珍しいステップが多く、踊り手にとっても観客にとっても楽しめる作品。
 
 ピルエット(回転)が非常に多くて、トウシューズをたくさん履きつぶしました。
 
 
ドンキ「バリアシオン」.mid



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