ドッグランでワンちゃんと楽しく遊んでいた ももが、私の目の前で「キャーン!」と叫んでうずくまってしまいました。
診断は「左後脚脱臼」で、すぐに脚は元通りになりましたが、手術の必要があるということでした。
先生に前から気になっていた事を話して、心臓の詳しい検査もしてもらいました。
先天的にももは心臓に欠陥があり、数箇所に問題点が見つかりました。ある数値などは25%が標準なのに ももは5%しかありませんでした。1%だと即 死に至るそうで、ももの場合は3本脚のために興奮し過ぎず今まで生命を維持できていたそうです。数値は2桁になると安心だそうで、既に投薬治療が始まっています。
ももの心臓の欠陥は、今のところ手術の必要はなく、くれぐれも心臓に負担をかけない生活を心がけながら投薬治療で1ヶ月間 様子を見ることになりました。
そういう訳なので、もしかしたら生命優先で脚の手術を途中で断念するかもしれないという事でしたが、運良く手術を終えることができました。
そして昨夜、ももは我が家に帰って来ることができました。
でも・・・・・
3本脚が故の「女座り」をするももは依然として脱臼してしまい(先生は筋肉が付くようリハビリをと仰るけれど、少し歩いたら脱臼・・・の繰り返しです)
私達は、抜糸のこともあるので、明後日もものかかりつけの病院でも相談してみる事にしました。
ももは現在、自分では動けず(動くとすぐに脱臼してしまいます)、半ば寝たきりの状態です。でも、心臓のお薬の関係でトイレが近く目が離せない現状です。ももは粗相をしないコで、這って外へ出ようとします。(涙)
3本脚故に命拾いをしたももは、3本脚故に寝たきりになってしまうのでしょうか?・・・・・複雑な気持ちです。
驚いた事に、精密検査で ももの胸骨が折れて変形している事が分かりました。幼少の頃の古傷で、人に蹴られる位の衝撃がないと折れないというお話でした。幸いその変形した骨は今では ほっておいても問題ないくらいももの体に同化しているそうです。
一体ももは どんなひどい目に遭っていたのでしょうか!!
脚といい、尻尾といい、胸の骨折までも・・・・・。改めて憤りを覚えます。
今、ももは私の傍で眠っています。寝顔を見ると不憫で不憫で涙があふれます。でもその寝顔が苦しみのない安堵の表情なので少し救われますが・・・。
これから先ももは一体どうなってしまうのでしょうか?心配と不安で一杯ですが、私達は全力でももを守りたいと思っています。
明後日、どうか ももの脚に明るい見通しが立ちますように・・・。(祈)
旅先でのももの入院中、毎日見舞ってくれて電話をしてくださったホテルのオーナーさんご夫婦には感謝の気持ちで一杯です。
また、掲示板に書き込みをしてくださり心配してくださっている方々にも「有難う!」の気持ちで溢れんばかりです。
状態が安定するまではお返事できませんが、この日記で ももの容態を報告したいと思っています。
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